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2025.04.10

素人から複数店舗経営者へ!
福澤オーナーが語る「おたからや」フランチャイズの魅力

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逆境をバネに新たな道へ:コロナ禍が導いた「おたからや」フランチャイズ加盟

株式会社ASAひまわりサポートの福澤です。現在は「おたからや」のフランチャイズ店を3店舗経営しており、5名の従業員と共に日々奮闘しています。もともとは新聞販売店の経営が本業で、こちらは25年ほど続けており、今も事業として継続しています。

私が「おたからや」のFCに加盟したのは、2019年のことでした。当時は新型コロナウイルスの影響が広がり始め、本業である新聞販売店の広告収入が1/10ほどに激減。まさに「これはまずい」という状況にありました。そんな折、「おたからや」を展開するいーふらんさんから熱心な営業電話をいただいたのです。ちょうど新聞店の店舗に空きスペースがあったこと、そして営業担当者の熱意に心を動かされ、当時の状況を打開したいという強い思いも重なり、その日のうちに加盟を決断しました。

開業から複数店舗展開、失敗から学び、次の一手へ

最初にオープンしたのは新宿の店舗でした。わずか3〜4坪ほどの小さなお店でしたが、オープン当初は驚くほどお客様が訪れ、行列ができるほどの大盛況。「なんじゃこりゃ」と、素人ながらに手探りで対応していたのを覚えています。ですがその後、周辺環境の変化もあり、経営戦略を見直す中で、新宿店は閉店という判断に至りました。

1店舗目の経験を踏まえ、「このままではいけない」と考え、次の一手を模索し始めました。それが複数店舗展開へのきっかけです。約2年半前から2店舗目を開業し、現在は複数の店舗を運営しています。最初から複数展開を計画していたわけではありませんが、状況に応じて店舗数を増やしてきました。出店場所を選ぶ際は、まず、自身が経営する新聞販売店の強みを活かし、チラシの折り込み広告を効率的に行える配達エリア内、そして自分の目が届きやすい近隣地域であることを重視しました。

現在、事業は5名のスタッフで回しています。幸い、非常に優秀なスタッフに恵まれており、現場のことはほとんど任せています。私自身は経営に専念し、現場の査定や接客は信頼できるスタッフに全面的に任せています。最初の店舗を始めた時のスタッフは小学校からの同級生で、コロナ禍で仕事を探していた彼に声をかけたのが始まりでした。営業経験のある彼が、買取の現場でも力を発揮してくれています。
スタッフとのコミュニケーションや情報共有は、主にグループチャットツールを活用しています。

「朝3時から夜8時まで」から「残業ほぼゼロ」へ   新聞店主が体感した、人生を変える"時間革命"

その日にあったお客様とのやり取りや買取事例などをリアルタイムで共有し、お互いの知識や査定スキルを高め合っています。
本部が提供する査定情報も活用し、全員が最新の相場観を持って対応できるように努めています。

残業ほぼ無し!「時間」を味方につける買取ビジネスの魅力と10店舗への道

競合店は確かに増えています。特に都心部では厳しい競争環境にあります。正直なところ、他店との明確な差別化というのは難しいと感じています。だからこそ、スタッフの接客スキルやモチベーションをいかに高めるか、という基本的な部分が最も重要だと考えています。そのほか、Googleマップの情報を充実させたり、地道にチラシを配ったりといった、当たり前のことをコツコツと続けることが大切だと思っています。

今後の展望としては、都内だけでなく地方への展開も積極的に進めていきたいと考えています。東京は正直、店舗が飽和状態に近いと感じています。地方にはまだチャンスがあるのではないでしょうか。まずは現在の店舗数から、5店舗、7店舗、10店舗と、着実に展開していきたいですね。そのためにも、やはり人材の採用と育成が今後の大きな課題です。

これから「おたからや」への加盟を検討されている方にお伝えしたいのは、このビジネスの「時間のメリット」です。基本的に開店・閉店時間が明確で、残業もほとんどありません。飲食店のような仕込みや後片付けも不要です。これは、長時間労働になりがちな他の業種、例えば私が経験してきた新聞販売業などと比べると、非常に大きな魅力だと思います。また、初期費用が比較的抑えられる点もメリットでしょう。極端な話、机と椅子、看板さえあればスタートできます。もちろん、事業を継続していくためには、資金繰りや立地の選定、査定の勉強など、多くの努力が必要なことは言うまでもありません。

しかし、労働時間や休日の管理がしやすいという点は、従業員の福利厚生を充実させやすいということでもあります。週休2日や有給休暇の取得、年末年始や夏季の休暇なども比較的実現しやすい。これは、人材確保の面でも有利に働くのではないでしょうか。
私自身、この事業を始めて、以前より時間のゆとりが生まれたと感じています。もちろん、経営者としての苦労は絶えませんが、新しい挑戦の中で、新聞販売業とはまた違ったやりがいや面白さを見出すことができています。

株式会社ASAひまわりサポート
代表 福澤 真也


2006年~ 株式会社ASAひまわりサポート 起業
     19年間新聞販売専業。

2021年~ 「おたからや」加盟。現在東京都内で3店舗経営。
2006年~
株式会社ASAひまわりサポート 設立
19年間新聞販売専業。

2021年~
「おたからや」加盟。現在東京都内で3店舗経営。

インタビュー日:2025/03/27
インタビュアー:株式会社いーふらん
加盟店サポート営業部 SV 轟 昂至
広告戦略本部 広報 原七海

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