パチンコ台からブランド品へ。異業種転身で見出した、おたからやビジネスの可能性
以前はパチンコ・スロット台の買取・卸売業を営んでおりましたが、業界を取り巻く環境が年々厳しくなり、規制強化や店舗数の減少といった状況から、事業の将来性に限界を感じていました。「このままでは先細りになる」という危機感から、新たな事業展開の必要性を痛感していた時期です。
そんな折、ブランド品好きの妻から「おたからやのフランチャイズを一緒にやってみないか」と提案されたのが、そもそもの転機となりました。当初は買取業という未知の分野に「自分に務まるだろうか」という不安もありましたが、夫婦で力を合わせて取り組める仕事に魅力を感じ、徐々にその思いを強くしていきました。
その後、いーふらんの事業説明会に参加。他の買取フランチャイズとの比較検討は行わず、「おたからや」一本に絞って加盟を検討しました。加盟の決め手となったのは、ロイヤリティ体系と事業運営における自由度の高さです。加えて、当時すでに300店舗以上を展開していた実績は、大きな安心材料となりました。また、前職での小売業の経験が、買取業においても一定程度活かせるのではないかという期待もあり、加盟を決意いたしました。
「人」でつまずき、「人」と向き合う、組織づくりの試行錯誤
開業当初は幸運にも非常に順調で、初月から利益を確保することができ、「この事業はいける」という手応えを感じました。その勢いを受けて、開業から半年足らずで2店舗目を出店するなど、売上も順調に伸長しました。しかし、事業規模の拡大に伴い、すぐに「人材」という大きな壁に突き当たることになりました。
店舗が増えるにつれ、スタッフの採用や定着、モチベーション維持が課題となりました。買取業務自体は複雑ではないものの、業務の閑散期にスタッフが時間を持て余してしまう場面もあり、意欲をいかに引き出し、維持するかが重要だと認識しています。
現在は、スタッフとの円滑なコミュニケーションを図るため、グループLINEでの情報共有や定期的な食事会などを実施し、風通しの良い関係構築に努めています。
買取激戦区で勝ち抜く秘訣:「当たり前」の徹底と「誠心誠意」の姿勢
近年は同業他社が増え、競争が激化していると感じています。
そのような環境下だからこそ、私たちは「当たり前のことを、当たり前に、より丁寧に」実践することを常に心がけています。お客様からいただく口コミを一つひとつ大切にし、良い評価には感謝を、厳しいご意見には真摯に向き合い改善策を迅速にお伝えするなど、地道な努力を続けています。結局のところ、買取はお客様との信頼関係が全てだと考えています。特に、お客様が大切にされてきた品物を手放される際の不安な気持ちに寄り添い、「この店なら安心して任せられる」と思っていただける関係性を築くことが何よりも重要です。
小手先の技術ではなく、誠心誠意お客様と向き合うことこそが、競争の激しい業界で成長を続けるための道だと信じています。
これからおたからやのフランチャイズ加盟を検討されている方には、本部と連携し、自分たち自身も主体的に考え、行動することが重要だとお伝えしたいです。
全てを人任せにしていては絶対にうまくいきません。でも、本気で取り組めば、その分本部は必ず力になってくれる。そこは私が加盟した頃と比べても、年数を重ねるにつれどんどん良くなっていると実感しています。
大切なのは、目先の利益にとらわれず、お客様一人ひとりに真摯に向き合うこと。
これからもお客様への感謝を忘れず、日々の業務に励んでいきたいと考えています。
株式会社エフ・トラスト
代表取締役社長 福田鍾賢
2012年~ 株式会社トラスト・ワン 設立
2018年~ 株式会社エフ・トラスト 設立
その後、「おたからや」に加盟。
現在、東京都内で3店舗を経営。
2012年~
株式会社トラスト・ワン 設立
2018年~
株式会社エフ・トラスト 設立
その後、「おたからや」に加盟。
現在、東京都内で3店舗を経営。
インタビュー日:2025/03/14
インタビュアー:株式会社いーふらん
加盟店サポート営業部 SV 轟 昂至
広告戦略本部 広報 原七海